【派遣から正社員】正社員登用して年収100万円以上上げた経験談【事務職】

work01 はたらきかた

こんにちは。

 

現在わたしは都内で管理部門に正社員で働いています。

 

この会社に勤める前はオタ活に人生全振りのほぼニート・たまにバイトをしていましたが、

収支がマイナスすぎて流石に働かないと生きていけない、

しかし、就職活動がめんどくさいという理由で現在の会社に派遣として働き始めました。

 

当初はいつかどこかの会社で正社員として働きたいと漠然と考えていましたが、

現在の会社に直接雇用のお声がけがあり、正社員として働き始めたことで年収が100万円以上上昇しました。

 

直接雇用に切り替えたおかげで100万以上年収が上がりました!

就活がとめんどくさいと考えている方、

事務職で働きたいと考えてる方に、

派遣のおすすめと正社員になるために何をしたのかお伝えいたします。

派遣の探し方・決め方

まず派遣の探し方と決め方ですが、私は友人の紹介でテンプスタッフで働きました。

他にもスタッフサービスやマイナビワークスなど複数社登録してチェックしていました。

 

わたしや友達の経験として派遣会社の相性は非常に重要であり、

自分に合う企業を比較検討するために複数の派遣会社に登録することが重要です。

登録することで求人の幅が広がります。

 

それなのでまずは複数の派遣会社を登録しましょう!

 

それだけで探せる企業の幅が広がります!

 

【私が探していた募集要件】
・時給1,700円以上
・営業事務以外の事務職(未経験可)
・都内の主要駅
・1日8時間週5勤務

自分自身でも企業を探していましたが、

正直ざ正直に言うと具体的な仕事内容は決まっておらず、大まかに事務で働きたいと考えていただけでした。

 

そのため譲れないポイントを派遣会社に伝えて、

条件に合う会社を紹介してもらう方が選びやすかったし楽でした。

 

また正社員として働きたかったため、

紹介予定派遣も検討していましたが紹介予定派遣は履歴書や職務経歴書が必要だったため、

紹介予定派遣はやめて派遣に絞って探していました。

書類作ればいいのに、めんどくさいと言う気持ちが上回りました。

 

その代わりご縁があればそのまま正社員になれるかもしれないと考え、

紹介予定派遣ではなく直接雇用実績ある会社を紹介してもらいました。

 

紹介予定派遣とは…ある程度期間の派遣期間後に正社員として直接雇用してもらうことを前提として働く働き方

 

派遣の時に心がけていたこと

最初は出来なくて注意されることもありましたが、

依頼された仕事に対して全力で取り組んでいました。

 

また勤務している間は何もしなくても時給が発生しているので、待ちの姿勢はなしです。

自分が部下を持つなら、受け身の人より積極的に働く人の方が好印象ですよね。

もちろん先輩が忙しくて仕事が振られない時や本当にやることがない時もあります。

その時は自分の仕事のマニュアルを作ったり、これまでの資料を修正していました。

 

また派遣だから、事務職だからといって全ての業務がマニュアルがあったり、会社のルールが固まっているとは限りません。

 

新しい仕事を依頼されたらとりあえず自分で考えて途中結果を報告・認識のずれを確認してました。

 

途中で報告するポイントとしては、

①認識が間違っていたら修正がしやすい

②先輩が説明する時間と自分が作り直す時間が省ける

 

全部作った後に報告して間違っていたら作り直すのに時間かかるので、

途中で間違いを指摘してもらえれば作り直しがしやすいです。

 

また1から10まで全て教えないとやれない人って腹たつじゃないですか。

先輩は忙しいので教える時間があるなら自分でやったほうが早い、

(あくまでうちの会社では)全部教えないとやれない人は会社にいらないと判断されます。

 

それなので自分で考えたたたき台作って、

「イメージこんな感じで作ろうと思いますが合ってますか?」と一言資料共有してました。

ただあまりにも的外れは資料を作ると呆れられるので、

場合によってはわからない箇所とどういう目的かを事前に相談するのもありです。

 

またわたしはデータ入力が苦手な分、

調べ物が得意だったので新規システムの導入等で社内改善に努めました。

 

中小企業だからできたことでもありますが、

今のままでも悪くないけどより良くなりそうなことがあったら、

どうしたらいいか調べる→ざっくりまとめる→提案をしました。

 

お金かかることは稟議が通りづらいですが、コストのかからない改善案は喜ばれます。

(現在は自分の後輩ちゃんが色々提案してくれる優秀な子なので本当に助かるし嬉しいです^^)

 

わたしはゆるO Lですぐサボりますが、

やることはしっかりやっる・怒られない範囲で手を抜くようにしてメリハリつけてました。

 

ぶっちゃけ年収について

ぶっちゃけてお伝えします。

派遣初めてすぐ

・時給1,700円

(約272,000円/月)

・別途交通費・残業代

・ボーナスなし

・残業5時間以下
派遣初めて1年後

・時給1,730円

(約276,800円/月)

・別途交通費・残業代

・ボーナスなし

・残業5〜10時間
正社員

・時給2,400円

(月給制384,000円)

・別途交通費・残業代

・ボーナスなし

・残業5〜10時間

時給で考えると、派遣から正社員で時給700円上げました。

年間で考えると、約134万円上げました!

(時給差額700円×160時間(月労働時間)×12ヶ月=1,344,000円)

 

派遣で働き始めた頃は時給1,700円でした。

都内であればもっと時給が高いところありますが、労務未経験でこの時給で働けるのでこの会社を選びました。

 

1年経ってからは任せてもらえる業務量が増えてきたこと理由に給与交渉をしてもらい、

時給1,730円に時給が30円アップ。

ちなみに派遣先(現在の会社)は時給100円分を上乗せしたらしく、70%が派遣先のマージン料として搾取されていました。

もっとマージン料低いと思っていたらしく、当時の上司に「結構時給上がったでしょ?」と言われてキレそうになりました…。

 

正社員に雇用切り替えてからは最初は月給384,000円にでした。

現在は派遣時代含めて3年以上勤務して昇給したため、現在は年収500万以上いただいております。

 

なお派遣会社と派遣先のトラブルを避けるため、

労働条件や給与交渉は派遣先に直接相談するのではなく派遣元に相談しましょう。

 

正社員登用として引き抜きもよく聞きますが、契約違反にあたるのでトラブルになる可能性が高いです。

 

会社側は派遣元に紹介料払わなくて済むのでメリットが大きいですが、

労働者側からすればその派遣会社を使えなくなるのでデメリットの方が大きいです。

 

絶対バレない自信がある、その派遣会社を一生使わない覚悟がある、

という方ならばいい思いますがおすすめはいたしません。

 

正社員になって業務内容はどうなったか

正社員になってから管理部門ということもあり、

派遣の時は契約上できなかった金銭関係の業務や会社全体の管理業務が増えました。

しかし通常業務のルーティンワークは大きく変化していません。

 

一方で正社員になってからは裁量もった仕事ができるので、自分の意見が通しやすくなりましたね。

 

ただ今までは上司→先輩→わたしと指示が降りてきて、

直接上司から指示されることはあまりなく、先輩が噛み砕いた業務を行なっていました。

現在は直接上司から指示を振られるようになりました

いきなり重いタスクが振られることや叱責されることもたまにあるので、

そういう時は派遣の立場が恋しくなりますね。

 

派遣のメリット・デメリットって何?

メリット

就活が楽

派遣は基本は面接1回です。

1回しかない面接は派遣担当者が同席してくれるの言葉が詰まったり、うまく返答できなくてもフォローしてくれます。

 

そして派遣先として派遣の面接官をしたことがありますが、

面接後に派遣会社の担当者から「やる気があってぜひ入社したいそうですよ!」など面接終了後も担当者がフォローしてました。

担当者のひとおしもあり、採用したこともあるので。

面接が苦手な方にとって一人で就活しているのではない、担当者がサポートしてくれるのは心強いですよね。

 

またわたしの場合は職務経歴書を作る必要がなかったのと、何度も面接する必要がなかったので楽に就活できました。

一般的に派遣:書類選考→面談
一般的な面接フロー:書類選考→1次面接→2次面接→最終面接(筆記テスト等がある場合も)
給料前払いサービスが利用できた

給料日前に給料が受け取れるサービスはお金がない時に何度もお世話になりました。

大手派遣会社ならではの強みですね。

また同じ職場の人にバレずに利用できるのものありがたいです。

 

意外と給料がいい

事務職は正社員でも給料が低いので、派遣の方が高い場合があります。

わたしの場合は、手取り24~27万程度毎月いただいていました。

 

派遣会社が代わりに交渉してくれる

更新のタイミングで派遣会社の担当と面談をしてました。

その時に業務への不満、改善要求や給料交渉は全て派遣会社経由で言ってもらいました。

 

直接上司に言うの無理だけど、

担当にはめちゃくちゃ不満を言えたので相談できる相手がいるのはメリットが大きいです。

ちなみに今は言える関係になれたので直接上司に文句言ってます^^

スキルアップ支援が手厚い

派遣会社によりけりですが、eラーニングや提携校が無料・もしくは安く利用できます。

わたしの使用していた派遣会社では資格取得でお祝い金もあったので、

派遣時代に資格取っていればと後悔しました。

今派遣やっている方はどんな支援があるのか一度チェックしてください。

派遣を理由に逃げられる

不必要な残業や飲み会や責任問われる業務はうまーく逃げ道として派遣の立場を利用してました。

 

使いすぎると嫌われそうですが、

あくまで派遣であって正社員ではないので都合よく立場を利用しましょう。

※ちなみに自分の後輩で派遣雇ってた時も責任を負わせるようなことはさせてなかったです。

 

デメリット

給料が少ない月がある・給料に波がある

時給制の場合、1ヵ月の勤務日数・時間によって給料が変動いたします。

年末年始、お盆、2月は稼働日数が少なく、給料が少なくて辛い思いをしました。

変動するのが嫌な方は月給制の派遣を探すといいと思います!

 

裁量が小さい

会社によりけりですが、裁量が大きい仕事は任せてもらえないことが多いです。

わたしは裁量権がないからこそ責任を負わずに自由に働くのが好きでしたが、

やりがいを求める方にとっては物足りないと感じるかもしれません。

 

まとめ

派遣を始めた最大の理由は楽に就職したいでしたが、

働き方を評価していただき、最終的に正社員として年収を大きく上げることができました。

 

もちろんでも派遣によるメリット・デメリットどちらもありますが、

これから事務職で働きたいと考えている方、いずれ正社員になりたいと考えている方は

正社員に絞って探すのではなく、派遣会社に登録して求人票を見てみましょう。選択肢の幅が広がります。

 

そして直接雇用実績のある会社を紹介していただき、

自分に合いそうだなと思う会社を探すのはいかがでしょうか。

 

派遣会社は担当者がサポートしてくれるので就活が一人じゃないです。

入社前も後もフォローしてくれる味方でしたので就活の選択肢の1つとして

派遣会社をうまく活用していたしましょう!

 

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